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第七回読書会 報告


第7回読書会を行いました。
8月28日(日)19時~21時
fumikadenにて。
今回は6名の参加でした。

日曜の夜だからか貸切状態で、「誰かの家に来ているみたいだね~。」って言いながらくつろいでました。
初参加の人も二人いて、ご飯食べながら自己紹介など・・・
マクロビご膳というのを食べたけど、すっごくおいしかった!!
女の子の好きな、色んなものがちょっとずつよ~。
食後のドリンクと野菜クッキーまでついてて最高でした。
気づけば、あっという間に8時でした。

さて、本紹介です。

☆7回目、Iさん。
『軽蔑』  中上健次
(田舎のお金持ちの悪男とストリッパーの女の結婚生活を綴る。都会では浮かない彼らも田舎では受け入れられないようで・・・)

☆6回目、Kさん。
『犬はどこだ』  米澤穂信
(本当は犬探しの会社だが、人を探してほしいと言われる。探し出したが、なんかすっきりしないものがあるらしい。)

☆初参加、Sさん。
『ようちゃんの夜』  前川梓
(不思議な高校生のようちゃんの話。表紙がかわいいんだけど、その表紙の女の子とようちゃんはつながらないみたいだよ。)
『万寿子さんの庭』  黒野伸一
(20歳の主人公が引っ越しをした。そこで知り合った78歳の万寿子さんと友情が芽生えるお話。なんか、あったかいね。)

☆初参加、Iさん。
『夜明けの街で』  東野圭吾
(不倫をする男目線で書かれたお話。読んだことがある二人が、「男ってあんな風に思いながら過ごしよるんやねえ。」と熱く語ってました。なるほど。)
『美女と野球』  リリーフランキー
(美女と野球というあたりが、リリーフランキーらしいいたずら心を感じた。エッセイ集。疲れている時に読んで、ぷっとふき出しちゃうみたいです。ナイス!)

☆7回目、Kさん。
『トリツカレ男』  いしいしんじ
(色んなものにトリツカレると、とことん極めるみたい。三段跳びとか刺繍とか。最後にはまるのは、好きな女性を笑顔にさせることだって。いいやんか!!)
『プラネタリウムのふたご』  いしいしんじ
(プラネタリウムに捨てられた双子の話。それぞれの道に進むが、最後はまあこれでよかったんかなあという終わりらしい。どんな一生なのかなぁと思った。)

☆主催者H。
『なぎさホテル』  伊集院静
(伊集院静の自伝的なお話。東京を離れ、地元に戻ろうと考えていた彼に手をさしのべた、なぎさホテルの人たち。7年余りのホテル生活の中で、作家伊集院静が誕生する。さらっと、夏目雅子との恋愛も登場したよ。)
『5年3組リョウタ組』  石田衣良
(25歳の亮太先生の学級、学校生活が書かれている。なんで、こんなに学校のことが分かるの?と思うくらい、先生のことがよ~く書けていて驚いた。)
『A2Z』  山田詠美
(夫婦揃って不倫。この夫婦のことをアルファベットのA~Zまでの26文字で話を進めていく。この本には、まあ、自由な人が多い。こんな夫婦は実際にはいないと思うけど、小説だからおもしろい。)

今日は6人でたくさんの本が紹介されました。
女の子の本選びでは、表紙を見てこの本が気になったっていうきっかけが意外にあるもんだと思いました。
何回やっても、選んでくる本がかぶらないし、楽しいですな。
しかも、本好きに悪い人はいない!!
とても、よい出会いでした。

次回の読書会のお知らせ。
9月30日(金)19時~21時
場所は松山市内のカフェ。
人数を見て決めます。
初の平日(金曜日)開催です。
みなさんで、読書の秋を楽しみましょう。
次回の参加者、お待ちしてます。