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第九十四回読書会報告

第94回読書会を行いました。 2023年5月28日(日)18時~20時、愛媛県生活文化センターにて。 【参加者】9名 【今回の参加費】施設利用料2490÷9名=275円(1名あたり) 【自己紹介お題】最近がんばったこと 今回は翻訳ものが多数。韓国、ポーランド、イギリス、中国、スウェーデンと国も様々でした。 そんな今回の紹介本はこちら。 Oさん 「タワー」ペ・ミョンフン、斎藤 真理子 ※超高層タワーが1つの国家である、という世界観の韓国SF。長編かと思いきや連作短編集で、結構ユーモアもあるそう。 Iさん 「街とその不確かな壁」村上春樹 「手紙」谷川俊太郎 「バトル・ロワイアル」高見広春 ※来ました春樹、圧巻の文章力。手紙つながりで谷川さんの詩集でほっこりするも、バトルロワイヤル。カオスな3冊。 Wさん 「老人ホームで死ぬほどモテたい」上坂あゆ美 「水上バス浅草行き」岡本真帆 「歌集副読本 『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む」上坂あゆ美、岡本真帆 「百合小説コレクションwiz」アサウラ、小野繙、櫛木理宇、坂崎かおる、斜線堂有紀、南木義隆、深緑野分、宮木あや子 ※新鋭歌人の歌集2冊と、互いの作品を評しあった副読本。河出らしい純文学寄りの百合小説アンソロジーは粒ぞろい。 Jさん 「ムツゴロウの碁好き六好き」畑正憲 ※動物やギャンブルだけでなく、碁も好きだったというムツゴロウさんのエッセイ集。碁界はもっと碁好き有名人をアピールせよ。 Oさん 「ウィッチャー」アンドレイ・サプコフスキ ※大人気ゲームやドラマの原作となったポーランドのファンタジー小説シリーズ第一作。長編かと思いきや、最初は短編だったんですね。 Mさん 「赤い館の秘密」A・A・ミルン、山田順子 「死亡通知書 暗黒者」 周 浩暉、稲村 文吾 ※クマのプーさんの作者による英国の推理小説と、警察が舞台の華文ミステリ。後者は中巻・下巻の翻訳が待たれるが、でない。 O_1号さん 「下戸は勘定に入れません」西澤保彦 「犬は勘定に入れません」 コニー・ウィリス、松尾たいこ ※タイトル本歌取りの2作は、タイムスリップ物のSFミステリ。もちろん読み口は全然違うそうです。 O_2号さん 「教養悪口本」堀元見 ※悪口で生計を立てる著者の、インテリ悪口&解説本。教養が高すぎて、この悪口を言われても「ほぉー」と感心