第95回読書会を行いました。
2023年6月25日(日)18時~20時、愛媛県生活文化センターにて。
【参加者】8名
【今回の参加費】施設利用料2490÷8名=310円(1名あたり)
【自己紹介お題】30代の読書初心者にお勧めする、サクッと読める本
今回はOさんが提案してくださったお題で紹介された本から。
本好きがおすすめする、とてもバラエティ豊かなラインナップを御覧じよ。
Mさん
夜のピクニック 恩田陸
Wさん
嵐のピクニック 本谷有希子
カソウスキの行方 津村記久子
この部屋から東京タワーは永遠に見えない 麻布競馬場
Iさん
とほほのほ 中島らも
美しいものを見に行くツアーひとり参加 益田ミリ
Jさん
糖尿病が怖いので、最新情報を取材してみた 堀江貴文
Oさん
西洋菓子店プティ・フール 千早茜
O_1号さん
ノックの音が 星新一
O_2号さん
しゃばけ 畠中恵
M
父の詫び状 向田邦子
青春、奇想短編、恋愛“しない”小説、Twitter文学、脱力エッセイ、旅、糖尿病、優しい連作短編、ショートショート、時代小説、名作エッセイ。
ここまで多彩になるとは。
Oさんも仰っていた通り、選者の個性が選び方にも選ぶものにも表れていて、とても興味深く楽しい試みでした。選書、楽しい。
さて本題。
今回の紹介本はこちら。
Mさん
「東京輪舞」月村了衛
「花降る庭にて―横田美晴画集」横田美晴
※ロッキードやサリンなど昭和平成の事件を題材にした公安警察ミステリと、書店で偶然出会ったという美しき精細画集。
Wさん
「私の盲端」朝比奈秋
「空芯手帳」八木詠美
「潮が舞い子が舞い」阿部共実
※人工肛門と生きる日常と、偽装妊娠を成立させるための日常を描く、新鋭の2作。一見クールなWさん激推しのマンガは、シンプルに見えて深さのある青春コメディ。
Iさん
「世界が広がる推し活英語」劇団雌猫
※「国宝級イケメン」を英訳すると?SNSで世界の仲間とつながるための、使える推し活ワードが英訳された1冊。
Jさん
「ムツゴロウの青春記」畑正憲
※ムツゴロウさんの青春時代を振り返った自伝。路チューする現代の中学生を横目に、昔も今も青春ってあついですね。
Oさん
「我らが隣人の犯罪」宮部みゆき
※読んでハズレなし、宮部みゆきのデビュー短編集。構成力、凝った展開、読みやすさを兼ね備えた満足度の高い1冊。
O_1号さん
「JK、インドで常識ぶっ壊される」熊谷はるか
※親の仕事でインドに移住した、現役JKの滞在記。何も知らないJKの目で見た、現代インドの"今"がエモい。
O_2号さん
「テオ・ヤンセンとストランドビースト 新訂版」
「死体は語る」上野正彦
※ユーモアのある造形の美しさを感じるテオ・ヤンセン展図録&本棚みかんで絶賛まわし読まれている1793にエグさをあまり感じないO_2号さんは、その理由をこの本で語る。
M
「怪物」佐野晶
「1795」ニクラス・ナット・オ・ダーグ、ヘレンハルメ美穂
※めちゃくちゃよかった映画「怪物」の副読本と、北欧歴史ミステリのシリーズ最終巻。怪物は映画を見てから、ぜひ。
次回の読書会はこちら↓
【2023年7月読書会のお知らせ】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●日時● 2023年7月30日(日) 18時~20時
●場所●
愛媛県生活文化センター 1F中会議室
http://www.e-bunka.org/
〒790-0873松山市北持田町139-2
●定員● 16名 ※先着順
●会の流れ●
はじめに自己紹介や近況報告。
その後、それぞれ用意してきた本を、順番に紹介していきます。
最後にそれぞれの本を交換し合って読みます。
●参加申し込み方法●
どなたでもご参加いただけます。
下記予約フォームよりご予約をお願いします。
https://airrsv.net/bookclubmikan/calendar/menuDetail/?schdlId=T0029A0480
※システム上電話番号が必須ですが、適当な11桁の数字で結構です
※メール受信制限をしている方は[@airrsv.net]のドメインを受信可能にしてください。
●参加費●
【会場利用料2,490円】を【参加人数】で割った金額
現金もしくはPayPayにて当日お支払いください。
<例>参加人数が5名の場合、2,490円÷5名=498円 が参加費となります。
●そのほか●
・当日の発熱・体調不良などある場合は、ご遠慮なくキャンセルください
・愛媛県生活文化センターの北側に駐車場がありますが、駐車の際は受付でナンバーを伝えてください
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お問合せは以下までメールをお願いします。
bookclubmikan@gmail.com
みんなで、本を楽しみましょう!