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第九十六回読書会報告

 第96回読書会を行いました。 2023年7月30日(日)18時~20時、愛媛県生活文化センターにて。 【参加者】10名 【今回の参加費】施設利用料2490÷10名=240円(1名あたり) 【自己紹介お題】今年中にやりたい、これまでにやったことのないこと 普段自分では手に取らない、面白そうな本がたくさん! 色んな話題で盛り上がりました。 今回の紹介本はこちら。 Wさん 「亜シンメトリー」十市社 「レクイエム」アントニオ・タブッキ、鈴木昭裕/訳 「十二月の十日」ジョージ・ソーンダーズ、岸本佐知子/訳 ※4章からなる変わったミステリは、ネタバレできない高難易度作品。翻訳ものの秀作2作は、しみじみと「全部いい」というイタリア小説と、テンポある文体でぐいぐい読ませる現代アメリカ小説。 Mさん 「悪童たち」紫金陳、稲村文吾/訳 「世界でいちばん透きとおった物語」杉井光★ ※どちらともいえないラストが秀逸な華文ミステリと、紙の本でしか成立しないというネタバレ厳禁の話題の一冊。 Bさん *初参加 「月の立つ林で」青山美智子 「ほろよい読書 おかわり」 ※podcastが共通点の5人それぞれの物語でつづる連作小説集は図書館でも予約待ちの人気作(表紙も素敵)、青山美智子さんも名を連ねるアンソロジーはお酒がテーマの好評第二弾。 Iさん 「店長がバカすぎて」早見和真 「だから私はメイクする」劇団雌猫 ※抜け感のあるキャラクターの描き方が上手い前者は、リアルとコメディ感のバランスが絶妙。後者はメイクをはじめお洒落にまつわる千差万別な考えをつづる。 Jさん 「メディアは死んでいた」阿部雅美 「同窓会に行けない症候群」鈴木信行 ※北朝鮮拉致事件について記者の立場から語る硬派な一冊と、ちびまる子ちゃんのキャラクターを交えつつ同窓会への参加について語るビジネス書。 Oさん 「世界でいちばん透きとおった物語」杉井光★ 「世界珍食紀行」山田七絵 ※Mさんに続いてOさんも紹介する話題本。「2人も紹介するなんて、よほど面白いのか」と再びざわつく一同。蛇、トカゲ、リス、モルモット!ゲテモノの食レポは圧巻。ワニを食べたことがある参加者さんや、ウツボのタタキなどの話題で盛り上がる一同。 Sさん 「Beneath the