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第九十九回読書会報告

第99回読書会を行いました。 2023年10月29日(日)18時~20時、愛媛県生活文化センターにて。 【参加者】9名 【今回の参加費】施設利用料2490÷7名=270円(1名あたり) 【自己紹介お題】「このさき死ぬまで3冊しか本を読めない(繰り返し読むのはOK)としたら、何を選びますか?」 まずは自己紹介のお題で紹介された作品から。 Mさん (1)スラムダンク/井上雄彦(2)江戸川乱歩全集(3)獄門島/横溝正史 Iさん (1)スターと私の英会話/戸田奈津子(2)ひとりたび1年生/たかぎなおこ(3)ガラスの仮面/美内すずえ Iさん (1)ノルウェイの森/村上春樹(2)チェーンソーマン/‎藤本タツキ(3)思田圭(おもいだけい)作品 Mさん (1)不穏の書、断章/フェルナンド・ペソア(2)未明の闘争/保坂和志(3)虞美人草/夏目漱石 Jさん (1)完本 本因坊秀策全集(2)ワンピース/尾田栄一郎(3)半沢直樹/池井戸潤 Kさん ☆初参加 (1)ひらいて/綿矢りさ(2)古今和歌集(3)フェルメール展図録 O妻さん (1)11/津原泰水(2)最後のヴィネベーゴ/コニー・ウィリス(3)少年は荒野を目指す/吉野朔実 O夫さん (1)絡新婦の理/京極夏彦(2)猫を抱いて象と泳ぐ/小川洋子(3)銀河鉄道999/松本零士 M (1)広辞苑(2)動物のお医者さん/佐々木倫子(3)夏目漱石全集 続いて本題。 今回の紹介本はこちら Mさん 「黒衣の花嫁」コーネル・ウールリッチ 「五瓣の椿」山本周五郎 Iさん 「真鍋博 本の本」五味俊晶 「恐竜博士のめまぐるしくも愉快な日常」真鍋真 Iさん 「プリンセス・マーケティング」谷本理恵子 「世界の台所探検」岡根谷実里 Mさん 「生き心地の良い町」岡檀 「その島の人たちは、人の話を聞かない」森川すいめい Jさん 「1話3分「カッコいい」を考える こども戦国武将譚」キッズトリビア倶楽部 「増刊 卓球王国 KASUMI 石川佳純のすべて」卓球王国 Kさん ☆初参加 「ひらいて」綿矢りさ 「世界の紙を巡る旅」浪江由唯 O妻さん 「黒牢城」米澤穂信 「あのとき売った本、売れた本」小出和代 O夫さ

第九十八回読書会報告

第98回読書会を行いました。 2023年9月24日(日)18時~20時、愛媛県生活文化センターにて。 【参加者】7名 【今回の参加費】施設利用料2490÷7名=350円(1名あたり) 【自己紹介お題】「 好きなバディ紹介&好きな理由(小説、漫画、アニメ、映画、ドラマなんでもOK)」 まずは自己紹介のお題で紹介された作品から。 O夫さん リーサル・ウェポン、うしおととら O妻さん SHARLOCK Jさん 海猿、ドラゴンクエスト(ライアン・ホイミン) Mさん 羊たちの沈黙、その街のこども Mさん 相棒、PSYCHO-PASS Iさん アンナチュラル M 鉄コン筋クリート 話すうちに「バディ」とは?という定義の話にもなり、人によって解釈違うのが興味深かったです。 話が盛り上がりすぎて、本編である本紹介と同じくらいの時間を使ってしまいましたw さて本題。 今回の紹介本はこちら。 O夫さん 「答えは市役所3階に」辻堂ゆめ 「廃用身」久坂部羊 「エンブリオ」帚木蓬生 ※以前Oさんが紹介した"バディもの"とも言える連作ミステリー、O夫妻が付き合うきっかけとなったセンセーショナルかつトリッキーな医療小説、生殖ー出産のタブーを描く長編小説。「1793」に動揺しない理由、ここにあり。 O妻さん 「平成3年5月2日、後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士、並びに……」石黒達昌 「汝、星のごとく」凪良ゆう ※「廃用身」に返す刀は(O妻が夫に貸した作品)さらにトリッキーな体裁&内容の問題作、今治の島も舞台になっている超話題作は、ぐっと重さのある「生きる」物語で、一気読みの極上エンタメ本。 Jさん 「それでもしますか、お葬式?」三奈仁胡/原作、岡井ハルコ/画 「神モチベーション」星渉 ※ご身内の不幸をきっかけにお葬式に興味を持って手に取ったマンガと、読んでモチベーションに満ち溢れてしまったというJさんの来月の姿が気になるメンタル系作品。 Mさん 「手の倫理」伊藤亜紗 ※美学を専門として哲学・アート・身体に関する研究をする作者が、「ふれる」「さわる」という行為からコミュニケーションについて論じる一冊。 Mさん 「英国古典推理小説集 」佐々木徹

第九十七回読書会報告

第97回読書会を行いました。 2023年8月27日(日)18時~20時、愛媛県生活文化センターにて。 【参加者】12名 【今回の参加費】施設利用料2490÷12名=200円(1名あたり) 【自己紹介お題】ラストにびっくりする、おすすめの本、厳選一冊(マンガやノンフィクションなど本ならなんでも可) 今回は自己紹介のお題で紹介された本から。 O夫さん 葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午 O妻さん 雪月花黙示録 恩田陸 Yさん *初参加 失敗の本質 野中郁次郎 Tさん *初参加 陽気なギャングが地球を回す 伊坂幸太郎 Oさん ハサミ男 殊能将之 Jさん リバース 湊かなえ Kさん *初参加 ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂 Iさん 風と共に去りぬ マーガレット・ミッチェル Wさん あなたが私を竹槍で突き殺す前に 李龍徳 Mさん 彼方のアストラ 篠原健太 Mさん *初参加 アラビアンナイト2 川真田純子/訳 天野喜孝/絵 M 天人五衰 三島由紀夫 ラストにびっくりする本って、一番面白い部分が言えなくて、紹介が結構難しかったです。でもみなさんネタバレを避けつつ上手く内容を紹介してくださり、どれも興味深かったー。 さて本題。 今回の紹介本はこちら。 O夫さん 「Excelで学ぶ実践ビジネスデータ分析」豊田裕貴 「文字の読めないパイロット 識字障害の僕がドローンと出会って飛び立つまで」髙梨智樹 ※O夫さんが取得挑戦中のビジネス統計スペシャリスト教材と、ディスレクシアである著者の半生を書いたノンフィクション。自分と他人との違いから、教えてもらうことって多いですね。 O妻さん 「ゲームの王国」小川哲 ※最近評価の高い著者が描くSFは、上下巻でタッチが随分と変わるアジアが舞台の作品。バンバン人が死に、変わった人がたくさん出てくるカオスな世界観のなか、ぐいぐい読ませる力量よ。 Yさん *初参加 「最後の秘境 東京藝大」二宮敦人 ※妻が藝大生である著者が、興味深き東京藝術大学に潜入したルポルタージュ。超難関の受験を突破した、芸術家のたまごたちの"変わった"生態が、とても興味深い一冊。 Tさん *初参加 「悪意」東野圭吾 「好き好き大好き超愛してる。」舞城王太郎 「クラウディ」辻仁成 「BLUE GIANT」石塚真一 ※大人気の絶品ミステリ

第九十六回読書会報告

 第96回読書会を行いました。 2023年7月30日(日)18時~20時、愛媛県生活文化センターにて。 【参加者】10名 【今回の参加費】施設利用料2490÷10名=240円(1名あたり) 【自己紹介お題】今年中にやりたい、これまでにやったことのないこと 普段自分では手に取らない、面白そうな本がたくさん! 色んな話題で盛り上がりました。 今回の紹介本はこちら。 Wさん 「亜シンメトリー」十市社 「レクイエム」アントニオ・タブッキ、鈴木昭裕/訳 「十二月の十日」ジョージ・ソーンダーズ、岸本佐知子/訳 ※4章からなる変わったミステリは、ネタバレできない高難易度作品。翻訳ものの秀作2作は、しみじみと「全部いい」というイタリア小説と、テンポある文体でぐいぐい読ませる現代アメリカ小説。 Mさん 「悪童たち」紫金陳、稲村文吾/訳 「世界でいちばん透きとおった物語」杉井光★ ※どちらともいえないラストが秀逸な華文ミステリと、紙の本でしか成立しないというネタバレ厳禁の話題の一冊。 Bさん *初参加 「月の立つ林で」青山美智子 「ほろよい読書 おかわり」 ※podcastが共通点の5人それぞれの物語でつづる連作小説集は図書館でも予約待ちの人気作(表紙も素敵)、青山美智子さんも名を連ねるアンソロジーはお酒がテーマの好評第二弾。 Iさん 「店長がバカすぎて」早見和真 「だから私はメイクする」劇団雌猫 ※抜け感のあるキャラクターの描き方が上手い前者は、リアルとコメディ感のバランスが絶妙。後者はメイクをはじめお洒落にまつわる千差万別な考えをつづる。 Jさん 「メディアは死んでいた」阿部雅美 「同窓会に行けない症候群」鈴木信行 ※北朝鮮拉致事件について記者の立場から語る硬派な一冊と、ちびまる子ちゃんのキャラクターを交えつつ同窓会への参加について語るビジネス書。 Oさん 「世界でいちばん透きとおった物語」杉井光★ 「世界珍食紀行」山田七絵 ※Mさんに続いてOさんも紹介する話題本。「2人も紹介するなんて、よほど面白いのか」と再びざわつく一同。蛇、トカゲ、リス、モルモット!ゲテモノの食レポは圧巻。ワニを食べたことがある参加者さんや、ウツボのタタキなどの話題で盛り上がる一同。 Sさん 「Beneath the

第九十五回読書会報告

第95回読書会を行いました。 2023年6月25日(日)18時~20時、愛媛県生活文化センターにて。 【参加者】8名 【今回の参加費】施設利用料2490÷8名=310円(1名あたり) 【自己紹介お題】30代の読書初心者にお勧めする、サクッと読める本 今回はOさんが提案してくださったお題で紹介された本から。 本好きがおすすめする、とてもバラエティ豊かなラインナップを御覧じよ。 Mさん 夜のピクニック 恩田陸 Wさん 嵐のピクニック 本谷有希子 カソウスキの行方 津村記久子 この部屋から東京タワーは永遠に見えない 麻布競馬場 Iさん とほほのほ 中島らも 美しいものを見に行くツアーひとり参加 益田ミリ Jさん 糖尿病が怖いので、最新情報を取材してみた 堀江貴文 Oさん 西洋菓子店プティ・フール 千早茜 O_1号さん ノックの音が 星新一 O_2号さん しゃばけ 畠中恵 M 父の詫び状 向田邦子 青春、奇想短編、恋愛“しない”小説、Twitter文学、脱力エッセイ、旅、糖尿病、優しい連作短編、ショートショート、時代小説、名作エッセイ。 ここまで多彩になるとは。 Oさんも仰っていた通り、選者の個性が選び方にも選ぶものにも表れていて、とても興味深く楽しい試みでした。選書、楽しい。 さて本題。 今回の紹介本はこちら。 Mさん 「東京輪舞」月村了衛 「花降る庭にて―横田美晴画集」横田美晴 ※ロッキードやサリンなど昭和平成の事件を題材にした公安警察ミステリと、書店で偶然出会ったという美しき精細画集。 Wさん 「私の盲端」朝比奈秋 「空芯手帳」八木詠美 「潮が舞い子が舞い」阿部共実 ※人工肛門と生きる日常と、偽装妊娠を成立させるための日常を描く、新鋭の2作。一見クールなWさん激推しのマンガは、シンプルに見えて深さのある青春コメディ。 Iさん 「世界が広がる推し活英語」劇団雌猫 ※「国宝級イケメン」を英訳すると?SNSで世界の仲間とつながるための、使える推し活ワードが英訳された1冊。 Jさん 「ムツゴロウの青春記」畑正憲 ※ムツゴロウさんの青春時代を振り返った自伝。路チューする現代の中学生を横目に、昔も今も青春ってあついですね。 Oさん 「我らが隣人の犯罪」宮部みゆき ※読んでハズレなし、宮部みゆきのデビュー短編集。構成力、凝った展開、読みやすさを兼ね備えた満足度の高い1冊。 O_1号

2023初夏の小宴

本棚みかんでは、通常の読書会とは別に、忘年会だ、ビアホールだ、と時おり懇親会を開催していました。 コロナでぱたりとやめていたのですが、先日ひさびさに復活いたしました。 台風が心配でしたが、ちょうど抜けたグッドタイミングで、梅雨の晴れ間の小宴となりました。 大街道界隈は人出が多く(特に若者!)、だいぶ活気が戻ってきているようでした。 【一件目:GORUTO 2nd. セカンド (ゴルト セカンド)】 2店ピックアップしたうちの1店で、初めまして、のおしゃれ居酒屋さん。 参加者さんにアンケートをとったら、回答者全員一致でこちらに決定。 料理がとても美味しそうなのと、フリードリンクがやたらかわいくて、期待が高まります! 【 今回、われわれが頼んだコースはこちら 】 お店は最近できたのか、新しそうなたたずまい。 カラーリングや素材感、デザインがセンス良く、清潔感のある外観と店内です。 ドリンクの種類が多くて、色んな種類を頼みました。 お料理は、ちょっとずつ10品出てきて、これまたいろいろ食べられるのが楽しい! さつま芋のはちみつマスカルポーネが男女問わず好評でした。 GORUTO 2nd. セカンド (ゴルト セカンド) 089-934-0550 〒790-0002  愛媛県松山市二番町2-5-18  17:00~24:00 日曜定休(月曜日が祝日の場合、日曜日営業、月曜日はお休み) https://www.instagram.com/goruto__2nd/ 【二件目:FRONT LINE II (フロントライン?セカンド)】 二件目は、Mさんが連れて行ってくれたシューティングバー。 ゴルトセカンドから50mという近さ! 飛び込みの7名を快く受け入れてくださり、席もセッティングしてくださいました。 呑みながらおしゃべりを楽しんだ後は、いよいよシューティングタイム! 2名ずつブースに入り、撃ってみたい銃を選びます。 銃の知識が全くなくても大丈夫。 お店のお姉さんが分かりやすく教えてくれます。 (私はおねえさんのアドバイスに従い、グロックを選んだ気がする。うろ覚え) みんな、撃つ姿が様になっていました。 一番的に当てていたのはMさん!冷静沈着なスナイパーの風情。 店内にはシューティングスペースだけでなく、カラオケもあり。 ご常連さんの歌に便乗して、盛り上がる我々でした。

第九十四回読書会報告

第94回読書会を行いました。 2023年5月28日(日)18時~20時、愛媛県生活文化センターにて。 【参加者】9名 【今回の参加費】施設利用料2490÷9名=275円(1名あたり) 【自己紹介お題】最近がんばったこと 今回は翻訳ものが多数。韓国、ポーランド、イギリス、中国、スウェーデンと国も様々でした。 そんな今回の紹介本はこちら。 Oさん 「タワー」ペ・ミョンフン、斎藤 真理子 ※超高層タワーが1つの国家である、という世界観の韓国SF。長編かと思いきや連作短編集で、結構ユーモアもあるそう。 Iさん 「街とその不確かな壁」村上春樹 「手紙」谷川俊太郎 「バトル・ロワイアル」高見広春 ※来ました春樹、圧巻の文章力。手紙つながりで谷川さんの詩集でほっこりするも、バトルロワイヤル。カオスな3冊。 Wさん 「老人ホームで死ぬほどモテたい」上坂あゆ美 「水上バス浅草行き」岡本真帆 「歌集副読本 『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む」上坂あゆ美、岡本真帆 「百合小説コレクションwiz」アサウラ、小野繙、櫛木理宇、坂崎かおる、斜線堂有紀、南木義隆、深緑野分、宮木あや子 ※新鋭歌人の歌集2冊と、互いの作品を評しあった副読本。河出らしい純文学寄りの百合小説アンソロジーは粒ぞろい。 Jさん 「ムツゴロウの碁好き六好き」畑正憲 ※動物やギャンブルだけでなく、碁も好きだったというムツゴロウさんのエッセイ集。碁界はもっと碁好き有名人をアピールせよ。 Oさん 「ウィッチャー」アンドレイ・サプコフスキ ※大人気ゲームやドラマの原作となったポーランドのファンタジー小説シリーズ第一作。長編かと思いきや、最初は短編だったんですね。 Mさん 「赤い館の秘密」A・A・ミルン、山田順子 「死亡通知書 暗黒者」 周 浩暉、稲村 文吾 ※クマのプーさんの作者による英国の推理小説と、警察が舞台の華文ミステリ。後者は中巻・下巻の翻訳が待たれるが、でない。 O_1号さん 「下戸は勘定に入れません」西澤保彦 「犬は勘定に入れません」 コニー・ウィリス、松尾たいこ ※タイトル本歌取りの2作は、タイムスリップ物のSFミステリ。もちろん読み口は全然違うそうです。 O_2号さん 「教養悪口本」堀元見 ※悪口で生計を立てる著者の、インテリ悪口&解説本。教養が高すぎて、この悪口を言われても「ほぉー」と感心

第九十三回読書会報告

第93回読書会を行いました。 2023年4月23日(日)18時~20時、愛媛県生活文化センターにて。 【参加者】10名 【今回の参加費】施設利用料2490÷10名=250円(1名あたり) 【自己紹介お題】最近びっくりしたこと 今回の紹介本はこちら。 Sさん 「線は、僕を描く」砥上裕將 「やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。」梅田悟司 「あるかしら書店」ヨシタケシンスケ ※水墨画の世界を文章で表現した話題作、家事あるある、大人が読んで楽しいヨシタケワールドと、多彩な3冊。 Mさん 「中途の家」エラリー・クイーン、越前敏弥、佐藤桂 「カモのネギには毒がある」夏原武、甲斐谷忍 ※トリックの名手・クイーンの秀作の新訳と、騙された振りして経済理論を実践する経済マンガ。 Jさん 「少年ジャンプ黄金のキセキ」後藤広喜 「みどりのマキバオー」つの丸 ※結局、自分が熱心に読んでいた時代が「黄金時代」という結論。後者はもっと評価されていい作品とか。 Oさん 「イスラム飲酒紀行」高野秀行 「ユートロニカのこちら側」小川哲 ※酒が呑めないはずの国でも呑めるルポと、直木賞作家のデビュー作。後者はミステリと思ったらSFだったそう。 Oさん 「答えは市役所3階に 2020心の相談室」辻堂ゆめ ※コロナ禍の相談室が舞台の連作集で、日常のミステリー系。伏線回収もお見事! Sさん 「てんてまり~美咲てまりの物語~」とあるマルチモデル ※とあるマルチモデルが書いた小説と、ポートレートが1冊に。手に入らないレア本。 O_1号さん 「新種発見! 見つけて、調べて、名付ける方法」馬場友希、福田宏 「中世への旅 騎士と城」 ハインリヒ・プレティヒャ、平尾浩三 ※前者は間違いない山と渓谷社の学術系図書。復刊がSNSでも話題のレア本は、松山市図書館&愛媛県立図書館にも所蔵。 O_2号さん 「ドローン・スクランブル」未須本有生 ※ドローンの国家資格を超短期で取得したばかりのO2さんにとって旬の1冊。 Iさん 「ブルーピリオド」山口つばさ 「ルックバック」藤本タツキ 「マナーはいらない小説の書きかた講座」三浦しをん ※クリエーター縛りの3冊。表現者ならではの苦悩を描く前2

第九十二回読書会報告

第92回読書会を行いました。 2023年3月26日(日)18時~20時、愛媛県生活文化センターにて。 【参加者】8名 【今回の参加費】施設利用料2490÷8名=310円(1名あたり) 【自己紹介お題】私が繰り返し読んでいる本(とか映画とか) 今回の紹介本はこちら。 Sさん 「絵本からうまれたおいしいレシピ子どもと一緒にごはんづくり」 「orbital period」BUMP OF CHICKEN ※引っ越しの片付けで出てきたという懐かしいレシピ本と、絵本付のCD。ノンタン懐かしい。 Oさん ★初参加 「スモールワールズ」一穂ミチ ※読んだことない作者の本を、ということで図書館で出会った短編集。世界観がgood。 Wさん 「1793」「1794」「1795」ニクラス・ナット・オ・ダーグ、ヘレンハルメ美穂  「わたしの物語」セサル・アイラ、 柳原孝敦 ※前者はヘレンハルメ美穂さん訳の北欧ミステリー。後者は読者が裏切られるお話? Jさん 「I Love Youの訳し方」望月竜馬 ※作家や著名人による「I Love You」が書かれた1冊。Jさんの訳は「いい天気ですね」 Oさん 「人間関係を半分降りる」鶴見済 「声優、東大に行く」佐々木望 ※人との付き合い方、歳を重ねても努力して何かを達成できる希望。生き方を考える2冊。 Oさん 「図鑑を見ても名前がわからないのはなぜか?」須黒達巳 ※小鳥の名前が分からないOさんと、百舌と断定できるO夫人。違いはいったい? Iさん 「明日のフリル」松澤くれは 「流浪の月」 凪良ゆう ※コスメやネイルが好きなIさんが選んだキラキラ本と、話題の1冊。前者の女子会描写には物言いW M 「サラバ!」西加奈子 「空白を満たしなさい」平野啓一郎 ※初めての作家を読むキャンペーン中の2作。どちらも長いがするする読める。さすが人気作家。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3月のライオンの続巻を心待ちにするSさんから、 羽海野チカさんのチロルをいただきました! 「羽生さんのヤツ!」と盛り上がったことでした。 チロルが入っていた箱もかわいい。 Sさん、ごちそうさまでした!

第九十一回読書会報告

第91回読書会を行いました。 第91回読書会を行いました。 2023年2月19日(日)18時~20時、愛媛県生活文化センターにて。 【参加者】8名 【今回の参加費】施設利用料1850÷8名=230円(1名あたり) 今回の紹介本はこちら。 M 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」アンディ・ウィアー 「ルーティーンズ」長嶋有 「TUGUMI」吉本ばなな ※コロナ期間中に読んだ中で、とびぬけて面白かった作品。TUGUMIは若い頃読んでからの再読。 O2さん 「株式会社家族」山田かおり 「株式会社 家族 私も父さんに認めてもらいたい篇」山田かおり ※著者のブッとんだ家族のお話。デザイナーである著者も変わってる。装丁もブッとんでました(祖父江さん作品) O1さん 「シャーロック・ホームズの建築」北原尚彦、村山隆司 「営繕かるかや怪異譚」小野不由美 ※「建築」がキーワードの2冊。物語をもとに建物を想像する面白さが知的。 Jさん 「映画を早送りで観る人たち」稲田豊史 ※近頃よく聞く現象を深堀り。色んな理由で早送るんですね。 Wさん 「偶然の聖地」宮内悠介 「清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた」佐川恭一 「一人称単数」村上春樹 ※かなりヤバ目の2冊+おまけの1冊。想像力とセンスについていけるか? Mさん 「三重野慶画集 言葉にする前のそのまま」三重野慶 「岡靖知画集」岡靖知 「山本大貴油彩画集Reminiscence」山本大貴 「今井喬裕画集 Radical Classic」今井喬裕 ※写実絵画がお好きなMさんのコレクション。今や手に入りにくいレア本も。 Iさん 「おいしいごはんが食べられますように」高瀬隼子 「コンビニ人間」村田紗耶香 ※世間や「ふつう」とのずれを描いた2作。Iさん曰く「芥川賞は女性に限る」 Sさん 「あの日 君は何をした」まさきとしか ※図書館で十数件予約待ちで、ようやく手元に届いた1冊。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 高知県美術館 でダンス公演を堪能されたO夫妻。 高知県美の企画の秀逸さや、公演の感想などのお話とともに 柚子味のミレーをお土産にいただきました! 高知県美も、ミレーも裏切らない! 美味しかったです、ありがとうございました。 次回の読書会はこちら↓ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2023年3月読書会のお知らせ

第九十回読書会報告

第90回読書会を行いました。 2023年1月29日(日)18時~20時、愛媛県生活文化センターにて。 もろもろやり方を変えての再開でしたので、どのくらいの人が来てくれるか分からなくて、愛媛県生活文化センターのなかでも一番小さい会議室を予約。 ふたを開けたら満枠御礼でした。 体調不良によるキャンセルもなく、全8名が元気に参加。 久々に皆さんとお会いできて、うれしい時間を過ごしました。 今回の紹介本(&DVD)はこちら。 M 「罪の轍」 奥田 英朗 「代償」伊岡 瞬 Sさん 「エンサイクロペディア 太古の世界恐竜時代」ロバート・サブダ、マシュー・ラインハート 「黄昏の王国」羽海野チカ Iさん 「マディソン郡の橋」ロバート・ジェームズ・ウォラー、村松 潔訳 「マディソン郡の橋 終楽章」ロバート・ジェームズ ウォラー、 村松 潔訳 「マディソン郡の橋(字幕版)」 Mさん 「名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件」白井智之 「変な家」雨穴 「十字架のろくにん」中武士竜 Iさん 「F-14 トップガン デイズ最強の海軍戦闘機部隊」デイブ・バラネック、茂木作太郎 訳 「字幕の花園」戸田奈津子 Jさん 「おもしろ囲碁 おもろい碁会所 大阪箕面市「磊花」 奮闘記」山内博文 O1さん 「介護殺人 追いつめられた家族の告白」毎日新聞大阪社会部取材班 「探花 隠蔽捜査9」今野敏 O2さん 「「死んだふり」で 生きのびる 生き物たちの奇妙な戦略」宮竹貴久 【今回の参加費】 施設利用料1850÷8名=230円(1名あたり) 次回の読書会はこちら↓ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2023年2月読書会のお知らせ】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●日時● 2023年2月19日(日) 18時~20時 ●場所● 愛媛県生活文化センター 1F小会議室 http://www.e-bunka.org/ 〒790-0873松山市北持田町139-2 ●定員● 8名 ※先着順 ●予約方法● どなたでもご参加いただけます。 下記予約フォームよりご予約をお願いします。 https://airrsv.net/bookclubmikan/calendar/menuDetail/?schdlId=T0026F13D6 ※システム上電話番号が必須ですが、適当な11桁の数字で結構です ※メ